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木村 惠一 日本写真家協会 名誉会員 平成11年(1999年)の第1回から始まった連合・ILEC幸せさがし文化展も今年11回目を迎え奇しくも審査会は新元号の令和元年の春に行うことになりました。各部門とも2年間それぞれの変化があったようですが写真の部門では前回に比べ応募点数が大幅に増加しました。これは前回から始めたウェブサイトからの応募が、より多く利用されたことによるものでした。そして応募作品の内容も自然風景・家族の記録・レジャーでの新しい世界の発見など多岐にわたっての優れた多くの力作を拝見することができました。 熊切 大輔 日本写真家協会 会員 今年は応募作品が前年の倍近くも増え、その盛り上がりに圧倒されるところから審査がスタートしました。プリント応募も増加しましたがWEB応募に勢いがあり、デジタル写真の楽しみが多様化していることを改めて実感致しました。応募数が増えたこともあり、その作品の内容もバラエティ豊かで見応えがありました。スマートフォンのカメラ機能の高性能化、普及も相まってますます身近な出来事を捉えやすくなり、ナチュラルな表情や瞬間の作品も増えたように思います。一方ミラーレスカメラなど軽快で高性能なカメラも豊富になり本格的な瞬間を捉えた作品も一般の方でもチャレンジできる時代にもなっています。そんな幅広い作品の中から連合大賞に選ばれた作品は、漁船に群がるカモメの大群を望遠レンズで圧縮して撮影する事によって実際の数より多い、群れの迫力を描くことが出来ました。漁師の顔もしっかり捉えたところも大きなポイントです。ILEC大賞の作品は、子どもの無邪気な表情を躍動感豊かに捉えることが出来ました。壁面にぶつかり雪が弾ける様がより瞬間性を感じさせてくれました。ジュニア特別賞の作品は8歳ならではの作品になったのではないでしょうか。大人では考えられない角度で撮られた作品は子どもでしかありえない、子どもを見上げる目線が印象的でした。一方シニア特別賞の作品は、そのシャッターチャンスを知り尽くした力を感じます。セミの脱皮する様だけではなく太陽を上手く重ね、感動的な瞬間を演出する事が出来ています。いずれもどれがトップになってもおかしくない、レベルの高い作品が多く楽しく審査させて頂きました。今後も力作をお待ちしております。 |
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