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木村 惠一 日本写真家協会 名誉会員 幸せさがし文化展も今年度第10回、20年目を迎えることになりました。各分野とも回を重ねるごとに内容も充実し参加される方々が多くなりましたが20年の歳月は写真の世界も大きく変化させてきました。今はフィルムカメラで写真を撮る人も少なくなりデジタル写真全盛の時代でスマートフォンなどのコミュニケーションツールを気軽に利用され、価値観の多様化が様々なかたちで拡大するようになってきました。そのような時代の流れのなかで写真の部門は従来のプリントされた写真での応募に加えて今年度からウェブサイトでの投稿も受けつけるようになりました。結果はウェブサイトでの応募も大変多く、次回に向けての新しい方向づけとして定着するものと思います。 熊切 大輔 写真家 今回から審査に参加させて頂き非常に楽しく、皆様の作品に触れることが出来ました。幸せさがし文化展-働く仲間とその家族の公募展-という名にふさわしい幸せで表情豊な作品が多数見受けられたように思います。写真コンテストというと壮大な作品を思い浮かべるかもしれません。しかしフォトジェニックな瞬間は日常の生活や仕事の合間などふとした瞬間にも訪れるものなのです。そんなささやかな幸せや楽しさがどれだけ伝わってくるのか、それも審査のポイントとして意識しながら作品を一つ一つ拝見させて頂きました。連合大賞に選ばれた「一本一本に想いを込めて」は手延べそうめんでしょうか?楽しそうに箸分け作業をされている姿を写したものですが、この写真の良い所はその表情もさることながら青空のもと、そよぐ麺で何とも気持ち良い「風」を見事に表現できている所です。画面全体からその場の爽快な空気感が伝わってくる作品になりました。一方ILEC大賞の「Summer memories」は心象的な作品です。海外の夕景の海に佇むお子さんの姿を写したものですが、露出を抑えた撮影のお陰で、二人の姿がドラマチックな画を描く空と海にシルエットとなってより印象的に写し出されています。アップの記念写真にせず、冷静に周りの環境を活かしての画作りは見事でした。他にもシニアとジュニアの特別賞は年齢差76歳!という幅の広さや沢山の力作の多さに驚きと感動を頂きました。この賞をきっかけに更に沢山の写真を楽しみながら撮影して頂ければと思います。 |
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