ものがたり戦後労働運動史刊行委員会 編
(社)教育文化協会 発行
四六判/210頁/本体価格1,800円+消費税
連合新書3
総評の出発から労闘ストへ
時代はやがて新しいナショナルセンターの結成へとうごいていきます。第Ⅲ巻は、総評の結成からはじまって朝鮮戦争の開始、講話条約をめぐる論争、社会党の左右分裂など政治的社会的な激動に揺さぶられながら、あいつぐ賃上げ闘争、労働法規改悪反対、破防法阻止闘争などをたたかった労働組合を描きます。
ものがたり戦後労働運動史 Ⅲ 目次 第13章 総評の出発
1 総評、姿をあらわす
2 社共両党の混乱
3 3月闘争
4 総評結成準備大会
5 労働協約をめぐって
6 日立闘争と「熱砂の誓い」
7 5・30事件第14章 朝鮮戦争のなかで
1 総評系幹部、参議院に進出
2 38度線上の戦火
3 総評結成大会
4 総評加盟をめぐる紛糾
5 総評の朝鮮戦争にたいする態度
6 レッド・パージ
7 産業別組織の再編成
8 総同盟の分裂
9 50年秋季・年末闘争
10 労金、労福協の発足第15章 講和・独立への道
1 全面講和か多数講和か
2 全闘の春季闘争
3 ニワトリからアヒルヘ
4 メーデー中止
5 総同盟の再建第16章 サンフランシスコ条約
1 日教組・国労の平和4原則
2 51年春の賃上げ闘争
3 サンフランシスコ講和条約
4 社会党の左右分裂
5 共産党の軍事方針
6 51年末闘争と三越争議第17章 労闘ストをめぐって
1 マーケット・バスケット方式
2 宇部窒素の首切り反対闘争
3 もりあがった労闘スト
4 メーデー事件
5 労闘ストの挫折