第21回マスターコース修了論文集

飯田地域協議会が今やるべきこと
― 地域での目に見える運動“地域人教育”を飯田地域協議会から発信する ―

竹村 進(連合長野)

<概要>

 連合結成以来30年が経過した。本稿は経過とともに変化してきた飯田地域協議会の今やるべきことを率直に示している。継続すべき必要な運動に重点を置き、新たな運動スタイルとの融合を図り、“地域での目に見える運動”を飯田地域協議会から発信していく。
 労働組合の組織率の低下とともに、運動スタイルについては、大規模集会型からSNSでの発信型に変化してきており、労働運動の弱体化が懸念されている。しかし、調査から見えてきたことは、未組織労働者への運動の波及は一定程度保たれており、また、若年層の社会運動への関心は予想以上に高く、多様性に富んでいるということである。
 今、連合から地方連合会・地域協議会に求められる、新たな地域労働運動、“地域を愛し、地域に貢献する地域人教育”を飯田地域協議会から発信し、連合の組織力強化のために役立てたい

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