和田 恵里(連合東京 三多摩ブロック地域協議会)
連合は、めざすべき社会像として「働くことを軸とする安心社会」を掲げている。また、現在、2035年を見据えつつ人口減少・超少子高齢社会に向けたビジョンの検討を進めている。社会は、多くの人たちが働き、互いに支え合うことで成り立っており、「働くこと」を通じて結びつき、社会を支えている。「働くこと」は、「人生100年時代」を構想するにあたっても極めて重要な要素である。超高齢化社会の中で、定年退職を迎えるにあたり、どのように人生を生きていくか。この問題はこれから、さらに重要になる課題といえる。
労働組合役員経験者(ユニオンリーダー等)は、労働運動・様々な社会運動に参画してきた。そういった方々が、会社を定年退職し、組合を卒業し、社会とのつながりがなくなってしまうのか。またその培ってきた運動を退任したら社会運動につながることができないのか、実際に現在活動を続けている方の調査を踏まえ、生涯運動家となっていくかどうか考察を深める。
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