佐藤 直周(UAゼンセン)
UAゼンセンは加盟組合員179万人を超える産別組織であり、大きな特徴として多様な産業から成り立っており、その雇用形態も様々である。
残念ながら、最近の参議院議員比例代表選挙では、組合員数に見合った得票を獲得できておらず、大きな課題を感じている。今後の政治活動・選挙活動の活性化を図る際に、組合員数の約6割を占めるパート組合員の参加・参画は不可欠である。
まずはUAゼンセンの特徴を再確認する。その後、パートタイマー白書を用いてパートタイマーの就労の特徴を分析し、さらに政策実現活動の一環としての署名活動からパート組合員の活動への参加状況を分析し、最後に、政治意識総合調査を用いて政治への意識を分析する。
3方向からのパートタイマーを分析したうえで、今後UAゼンセンが進めるべき政治活動を政策実現活動、政治教育活動、組織強化活動、選挙活動に分けて検討する。
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