半場 一美(全国労働者共済生活協同組合連合会)
少子高齢化にともなって労働力人口が減少する中、若者、女性、高齢者などのあらゆる層で、働きたいと考えている人が働くことができるようにしていく必要がある。そのためには、これまでの長時間労働を前提にした働き方ではなく、それぞれのライフスタイルに応じて働くことができるようにしていくことが求められていると考える。
そこで、長時間労働に関する問題を取り上げ、過去にどのような研究がされてきたか、また、長時間労働削減に向けどのような取り組みが行われているかを検討し、さらに協同組合Aの調査データを用いて、だれもが働きやすい職場づくりにむけて、今後、職場の中で労働時間の短縮にどのように関わっていけるかを考えたい。
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