いかに職場を活性化すべきか

嵯峨　友成（印刷労連・凸版印刷労働組合）

＜論文の概要＞

　労働組合の役割のひとつに賃金向上と労働諸条件の改善があるが、その為には業績向上が必要不可欠である。業績向上を目指すために現場では何ができるのか、その為に労働組合は何ができるのかを現状の経済状況、人事処遇制度、経営に対する取り組みを確認しながらあるべき姿を紐解いていく。多くの要因、対策が考えられるが今回は現場における個別改善活動（ＱＣ活動）に焦点をあて、現状の個別改善活動を本音ベースで見直し、今後どのように活動していくべきかを考察していく。
　労働組合の原点は職場であり、職場で働く私たちである。今回のテーマにあるように職場を活性化することにより、業績向上、モチベーション向上に繋がると信じ、取り組むべき方向性を示していく。

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