労働法の基礎

表紙
専修大学教授
長谷川 聡 著
A4、108ページ
発行:(公社)教育文化協会
頒布価格:200円+税(送料別)
※会員:160円+税(送料別)
目 次
〇講義録の発刊にあたって
〇講師プロフィール
〇読者へのメッセージ

○講義録
はじめに

第1章 労働法の全体像と労働組合法の基礎
Ⅰ 労働法の全体像を理解する
1 なぜ労働法について学ばなければならないのか?
2 労働法はどのような法?
3 労働法の3つの領域~どのような方法で労働者をサポートするのか?
4 労働条件は何によって決まっているか?
Ⅱ 労働組合の基本ルール
1 労働組合法の見取り図
2 組合を結成して活動する
3 団体交渉を行う
4 団交を受けて労働協約を取り決める
5 実力行動に出る:争議行為
6 労働組合の権利を守る:不当労働行為制度
第2章 労働契約の基礎
Ⅰ 労働契約の基本構造
1 労働契約の定義:労契6条
2 労働契約の契約類型としての特徴と関連テーマ
3 労働契約の一方当事者である「労働者」とは?
Ⅱ 使用者の指揮命令権とその行使の限界~転勤(配転)命令を素材に
1 基本となる判断枠組み
2 どのような場合に転勤命令権があるといえるか?
3 どのような転勤命令権の行使が濫用的と判断されるか?
Ⅲ 使用者が労働者に賃金を支払わなければならない場合とは?
1 労働契約に定められた労務が提供されれば常に賃金支払いが必要?
2 使用者が指示した業務でなければ、賃金をもらえないのか?
Ⅳ 合意による労働条件の不利益変更が認められるためには?
1 合意の成立の仕方と論点の所在
2 他の労働条件決定方法との関係
3 合意の認定ルール
4 労働契約に付随する義務~特に合意しなくても生じる義務
第3章 労働基準規制と非正規雇用規制
Ⅰ 賃金
1 賃金保護の構造
2 労基法上の賃金保護
3 賞与・退職金
Ⅱ 労働時間・休息・休日
1 労働時間規制の目的と枠組み
2 原則となる労働時間規制
3 原則を修正する制度
4 年次有給休暇
Ⅲ 非正規労働(パート・有期)に対する法的規制
1 なぜ「問題」になるのか?
2 共通規制
3 有期労働に対する規制
〇講義レジュメ


戻る