一橋大学大学院社会学研究科教授
木本 喜美子 著
A4
発行:(社)教育文化協会
頒布価格:200円(税込・送料別)
※会員:160円(税込・送料別)

在庫なし
目 次

○講義録の発刊にあたって

○講師の略歴
読者へのメッセージ

○講義録
はじめに
1.ジェンダーという視点
(1)生物学的性差、社会的・文化的規範、社会生活領域の棲み分け
(2)二分法的な「知」のあり方

2.ウィーン・フィルの「女人禁制問題」(’96)
(1)女性が舞台へ上がれない理由
(2)舞台へ上がる女性が出始める
3.ジェンダーをめぐる情勢
(1)学術世界・ 大学教育でのジェンダーの定着
(2)ジェンダーとは何か
4.日本のジェンダー関係の特質
5.女性の社会的地位としての帰結
6.ジェンダー関係の強固さ・産業化と性別分業家族モデル

◆◇◆ グループごとの討議 ◆◇◆
7.日本における雇用慣行の変動とジェンダー関係
(1)1990年代以降のトレンド~企業サイド
(2)1990年代以降のトレンド~女性労働をめぐる政策の変化
8.職場の変容:女性活用・任用へのとりくみ:総合スーパーマーケットX社の事例
(1)男性によるマネジメントの独占
(2)生活者の視点
(3)女性主任の登用
(4)女性店長作り
(5)女性店長の2つのキャリア類型
(6)ボトムアップの効用
(7)再生産と変容の側面
(8)ジェンダー平等実現のための企業と労働組合
(9)トップの決断
(10)ジェンダーという「知」 を活かす視点
(11)大切なこと~Opportunity Now 「機会を、今や」~


○グループごとによる質疑・討論


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