● 『連合とそのまわりの刊行物』 |
※このコーナーでは、連合構成組織・単組、地方連合会および連合の関係組織などによる刊行物を、 原則として持ち込みで紹介しています。掲載希望の場合はこちらまで |
久谷與四郎著 1. 日本の労働運動100年 大正元年(1912年)に鈴木文治が設立した「友愛会」設立を原点に、その「労働組合主義」の系譜がどのように守り続けられ、それが「連合」どう引き継がれたのかという流れを、本書では戦前、戦後、労働戦線統一の動きの3章に分けて書いている。労働運動の先達たちの苦労や努力に秘話も交えて、非常に分かりやすい。 発売元または書店にてお求めください。 宮本太郎編著 2.転げ落ちない社会 困窮と孤立をふせぐ制度戦略 全労済協会では、2016年3月に中央大学法学部教授 宮本 太郎 氏を主査に「格差・貧困の拡大の原因と是正施策に関する研究会」を設置し、3つのライフステージ(教育・就学前・就労前)と、3つの場(就労・家族・居住)の観点から是正施策について検討を重ねてきた。 発売元または書店にてお求めください。 杉本貴志編/全労済協会監修 3.格差社会への対抗 新・協同組合論 全労済協会では、2015年5月より、関西大学商学部教授 杉本 貴志 氏を主査に「協同組合研究会」を設置し、格差が深刻化する日本社会の諸問題を、ユネスコ文化遺産に登録された協同組合は克服できるのか、という視点で議論を重ねてきた。 発売元または書店にてお求めください。 神野直彦・井手英策・連合総研編 4.「分かち合い」社会の構築-連帯と共助のために 本書は、連合総研設立30周年記念事業の一環として設置した「連帯・共助のための社会再編に関する研究委員会」(主査:神野直彦・東京大学名誉教授)の研究成果である。ポピュリズムや排外主義が世界を覆うなか、他者の痛みを分かち合い、お互いが支え合える社会はどうすれば可能か。気鋭の学者らが討議を重ね、労働、環境、生活保障、教育、地域社会、政治、財政の視点から、人間らしい社会への道筋を具体的に構想する。 発売元または書店にてお求めください 。 発行:連合総研 5.非正規労働問題の今後の課題を探る 本報告書は、連合総研設立30周年記念事業の一環として設置した「非正規労働の現状と労働組合の対応に関する国際比較調査委員会」(主査:毛塚勝利・法政大学大学院客員教授)の研究成果である。ドイツおよびイギリスにおける現地調査をふまえ、非正規労働問題に対して労働組合はどのような視角で問題を設定し、対応を考えることが求められるのかという問題意識で分析を行った。また、総体としての非正規労働を捉え整合的な法政策を追求する統合的アプローチの必要性も説いている。 問い合わせ先:連合総研 編集・発行:連合総研 6.人間らしい働き方の実現<2017~2018年度経済情勢報告> 連合総研では勤労者生活にかかわる内外の経済情勢を分析し、毎年「経済情勢報告」として発表している。第30回目となる本報告書においても、労働者の福祉の向上、良好な雇用・就業の確保など、勤労者の生活に密着する諸問題に関心の重点をおいて、経済および社会について客観的な分析にもとづいた提言を行っている。 発売元または書店にてお求めください。 発行:連合総研 7.連合の春闘結果集計データにみる賃上げの実態2017 連合総研では、連合から提供を受けた春闘回答速報集計作業のためのデータを分析し、春闘の結果に関するマクロ・ミクロの実態を明らかにすることを目的に報告書をまとめている。 なお、本報告書は連合総研のホームページで全文を読むことができる 問い合わせ先:連合総研 発行:教育文化協会 8.Rengoアカデミー・マスターコース講義録No.22『労働法の基礎』 Rengoアカデミー・マスターコースは、労働運動・社会運動の将来を担うリーダーの育成を目的に、前・後期の集中合宿と必修ゼミをおこない、修了論文をまとめる1年間のプログラムである。 問い合わせ先:教育文化協会 発行:教育文化協会 9.Rengoアカデミー第16回マスターコース修了論文集 この論文集は、Rengoアカデミー第16回マスターコース受講生の修了論文を、中村圭介法政大学大学院連帯社会インスティテュート教授の監修のもとでまとめたものである。ワーク・ライフ・バランスの実現、女性のキャリア形成、非正規雇用労働者の組織化、希薄化する組合員とのコミュニケーションを深める方策など社会全体あるいは職場や労働組合が抱える課題について、受講生一人ひとりが熾烈な問題意識・関心を持って考察を深めた力作がそろっている。 問い合わせ先:教育文化協会 発行:連合 10.第14回「私の提言-『働くことを軸とする安心社会』の実現にむけて-」 連合は「山田精吾顕彰会の論文募集」事業を継承し、2004年から「私の提言 連合論文募集」を教育文化協会と共催で実施している。「山田精吾顕彰会」から通算すると今回で20回目、連合が引き継いで14回目を迎えた。なお、第8回より、「私の提言-『働くことを軸とする安心社会』の実現に向けて-」に名称を改め、募集を行っている。 問い合わせ先:教育文化協会 |