● 『連合とそのまわりの刊行物』 |
※このコーナーでは、連合構成組織・単組、地方連合会および連合の関係組織などによる刊行物を、 原則として持ち込みで紹介しています。掲載希望の場合はこちらまで |
熊谷謙一 1.アジアの労使関係と労働法 アジア諸国は、グローバル化の中で、これまでにない経済発展を続けているが、各国では、社会的な格差の拡大、貧困のひろがり、労使紛争の増加などが見られ、労働問題が社会の主要課題に浮上している。本書は、アジアの労使関係、労働法制の状況について、現地での経験と調査を踏まえ、西アジアを除く主要15カ国について、現地目線で解説したはじめての書籍であり、その背景にある歴史と文化についても簡潔にまとめられている。 出版元もしくは書店でお求めください。 発行:連合総研 2.労働者教育が健全な日本社会をつくる 労働教育や労働者教育の必要性、課題等に対する多くの報告・提言等が各省や諸団体等から出されているが、現場での具体的な取り組みまでには至っておらず、学校現場の労働教育、労働組合や職場の労働者教育は不十分な状況にある。こうしたなかで、若者や労働者を使い捨てにする企業が社会的にも問題になっている。 問い合わせ先:連合総研 発行:連合総研 3.第30回勤労者短観(勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート) 連合総研では、2001年4月から毎年4月と10月に定期的に調査を実施し、多様な勤労者の仕事と生活の状況を把握している。今回の調査では、毎回実施している「勤労者の景況感や物価、仕事に関する意識」などの定点調査、10月調査で毎年実施する「労働時間についての意識と実態」についての準定点調査、トピックス調査としての「最近の賃金動向と消費意欲」「東日本大震災前後と現在の勤労者の意識・行動の変化」を取り上げた。調査対象・集計対象は、首都圏、関西圏に居住する20~64歳の民間雇用者で、有効回答数は2,000名であった。 問い合わせ先:連合総研 発行:連合 4.2016連合白書 連合は、春季生活闘争に臨むナショナルセンターとしての考えや情勢認識を示す資料として、結成以来毎年「連合白書」を発行している。 出版元もしくは書店でお求めください。 プロジェクト25実行委員会 5.ワーキングピュア白書 本書は、連合結成25周年を記念して出版した。連合と同い年の25歳世代の若者たちの「仕事」にスポットをあて、彼ら・彼女らのホンネに迫った。みえてきたのは、地道にマジメにやりがいを求めて仕事をするピュアな姿だった。しかし、純粋ゆえに過労やストレスで身体や精神がダメになることもある、そんな若者が未来に希望をもって働き続けることができるよう応援したいという思いで、先輩たちからの仕事の壁の乗り越え方などのアドバイスや、第1線で活躍するプロ(映画監督・周防正行氏×元プロ野球選手・古田敦也氏×作家・朝比奈あすか氏の鼎談)から若者たちへ贈る言葉で構成している。 詳細は連合のホームページをご覧ください。 出版元もしくは書店でお求めください。 北村喜宣編著 6.第2次分権改革の検証―義務付け・枠付けの見直しを中心に― 本書は、分権改革のひとつの分野である「義務付け・枠付けの緩和・撤廃」について、研究者と実務家が参集して理論的・実証的観点から議論を交わした研究会の成果である。その成果は、2011年第1次一括法をはじめ数次の一括法で示された。そうした中央政府の動きとは別に、憲法にもとづく自治立法権を行使し、枠付けの緩和と評される改革を自主的・自立的に実施するという、条例主義を実践する自治体もあらわれている。 出版元もしくは書店でお求めください。 |