● 『連合とそのまわりの刊行物』 |
※このコーナーでは、連合構成組織・単組、地方連合会および連合の関係組織などによる刊行物を、 原則として持ち込みで紹介しています。掲載希望の場合はこちらまで |
発行:連合 1.2012連合白書 本書は、春季生活闘争における構成組織や地方連合会の取り組みをすすめる上での参考にしてもらうために、連合結成以来、毎年、ナショナルセンターとしての春季生活闘争にのぞむ考え方や情勢認識を示すものとして発行してきている。 本年のポイントは、昨年からの延長線上にある低下した賃金の復元、底上げ・底支え、格差是正の取り組みに加え、産業・企業の成長戦略や「人財」の確保・育成について労使で議論していくことを運動の柱に据えたことである。経済のグローバル化の進展により、一国経済だけの対応では難しくなっている状況下で、5年後、10年後に「日本は何で食べていくのか」という問題意識と危機感のもとで、日本の産業の強みである高品質で高付加価値な製品・サービスをつくり出すという基本に立ち返ることが成長につながるとし、その当事者である労使が「人財」を中心に議論することが必要であると主張している。 出版元もしくは書店でお求めください。 編集・発行:連合 総合組織局 2.組織化体験事例集 第2集 2010年4月に発行した『第1集』に続き、いよいよ『第2集』が完成いたしました。 問い合わせ先 : 連合 総合組織局 発行:教育文化協会 3.Rengoアカデミー第10回マスターコース修了論文集 Rengoアカデミー・マスターコースは、連合運動の次代を担うリーダーの育成を目的に、年間とおして、3回の集中合宿、ゼミごとの合宿を行いながら、担当講師の指導のもと修了論文をまとめて1年間で修了するプログラムで、この論文集は第10回生の修了論文集となる。 問い合わせ先 : 教育文化協会 発行:連合 4.第8回「私の提言-『働くことを軸とする安心社会』の実現に向けて-」入賞提言集 連合は「山田精吾顕彰会の論文募集」事業を継承し2004年から「私の提言連合論文募集」を行い、「山田顕彰会」から通算すると14回目を数える。今回より「私の提言連合論文募集」という名称を「私の提言-『働くことを軸とする安心社会』の実現に向けて-」にあらためた。これは、連合が、めざすべき社会像として提起した「働くことを軸とする安心社会」の実現につながる提言を募集したいとの思いからである。 発行:連合総研 5.日本の職業訓練及び職業教育事業のあり方に関する調査研究報告書 いま日本は人材育成の課題に直面している。個々の企業に依存せず、社会全体として人材を育成する仕組みの整備が必要とされている。連合総研では、2009年度から2年間にわたって「日本の職業訓練・職業教育事業に関する研究委員会」を開催し、その政策的方向を検討した。本書の特徴は、特定の業界、職種、地域等で求められる人材ニーズに対して効果的かつ効率的な人材育成が期待できるという理由から、政府の公共的組織と民間企業の間に存在する訓練実施機関としての中間組織、すなわち業界団体、職能団体、地域のNPOなどに着目した点にある。それらの中間組織への聞き取り調査の結果はケースレコードにまとめられている。労働組合が果たすべき役割としては、国、地域のそれぞれの場で、個別企業を超えた人材育成のための政策を実現するために積極的に発言すること、業界、職種、地域を軸とする中間組織の形成と運営に積極的に関与することなどが求められるとしている。 問い合わせ先 : 連合総研 編集・発行 連合総研 6.職場・地域から絆の再生を 2011~2012年度経済情勢報告 東日本大震災はどのような影響をわが国経済に与え、どのような変化を社会にもたらそうとしているのか。 出版元もしくは書店でお求めください 発行:中央労福協・連合総研 7.協同組合の新たな展開-連帯経済の担い手として- 本報告書は、連合総研が中央労福協から受託した「協同組合の新たな展開に関する研究」の成果。協同組合が共助の組織でありつつ、共益を超えていかに公益的機能を発揮するかということが本書の研究テーマである。ここでの「公益」とは、雇用・就業と労働の統合、社会サービスの供給、ソーシャルキャピタルをさす。協同組合が組合員のなかだけの助け合いの枠を超えて、低所得者の生活向上やコミュニティ再構築などの社会的課題に取り組み、これら3つの公益をいかに実現するかということがまさに焦点である。そのためには、地域における協同組合間協同やNPOなどとの連携、ソーシャルファイナンスの確立、組合員民主主義の実質化、公益を担う人材の育成、「協同組合基本法(仮称)」の制定が不可欠であることを提言している。 問い合わせ先:連合総研 発行:連合総研 8.第22回勤労者短観 「第22回勤労者短観」では、勤労者の景況感や物価、仕事に関する意識などの定点観測にくわえて、トピックとして「大震災による意識と行動の変化」と「生活時間および労働時間についての意識と実態」についても調査した。 問い合わせ先:連合総研 古川景一・川口美貴 著 9.労働協約と地域的拡張適用-UIゼンセン同盟の実践と理論的考察 本書は、UIゼンセン同盟の顧問弁護士である古川景一先生が労働協約の地域的拡張適用を労働法理論の視点で分析・研究したものである。 出版元もしくは書店でお求めください。 |