■2004年11月22日発行(NO.13)
ILEC通信 発信元:社団法人教育文化協会
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
発行責任者:専務理事 秋田 捷成
Rengoアカデミー 第4回マスターコース開講
開校式
草野忠義理事長
草野忠義理事長

笹森清Rengoアカデミー校長
笹森清Rengo
アカデミー校長

高木郁朗日本大学教授
高木郁朗
日本大学教授

情報労連 浪岡 努
情報労連 浪岡 努
 第4回マスターコースが11月20日に開講した。今回から従来の前期と後期を入れ替え、26名の受講生が前期・後期の集中合宿と自学・自習期間、修了論文完成までの1年間の日程に取り組む。開講にあたり、教育文化協会草野忠義理事長より「労働運動の次代を担うリーダーを育てる労働大学としてRengoアカデミーを開講した。すでに各組織で、それぞれ活躍している人が集まっている。知識の習得とあわせて、講義・ゼミを通じて人間関係を深めてほしい」と主催者を代表して挨拶があった。


続いて、Rengoアカデミー笹森清校長から「昨日、日本の労働運動を支えてきた54年の歴史ある炭労が解散した。豊かで平和な時代といわれているがそれは本当なのか。歴史的な転換期にある労働運動のなかで、その時代にあった労働運動をどう創造するか。運動を担うリーダーとして、同じ釜の飯を食べる仲間とともにそれぞれの能力を磨いてほしい」と挨拶された。


また、教務委員長の高木郁朗日本女子大学教授から「今までの運動の経験を整理する事を大きな課題として持ってほしい。ポイントとして(1)受講生同士でたくさんの議論をしてほしい(2)拝聴するだけではなく、講師とも議論をしてほしい(3)自分の抱えている問題を社会的なレベルでとらえ、考えてほしい(4)1年間継続的に勉強し、実践にいかしてほしい」と受講生の心構えについて挨拶された。


この後、受講生を代表して情報労連浪岡努さんから決意表明を受け、開講式を終了した。第4回マスターコース前期は、11月20日(土)から27日(土)までの8日間の合宿教育に入る。受講生にとってはたいへんハードな研修になるが、全員の最後までの検討が期待される。

第4回マスターコース修了生名簿

氏名 産別・地方連合 所属(出身) 役職
金谷  達也 国公連合 全財務労組 中央本部書記長
杉森  邦治 自治労 東京都本部 総務局部長
藤田  憲作 JEC連合 福祉共済組合 事務局員
元木 万由弥 JPU 本部 青年部長
片桐 小津枝 情報労連 NTT関連サービス労協
(テルウェル東日本グループ労組)
事務局長
金澤  浩樹 運輸労連 全日通労組 中央執行委員
小出   弘 基幹労連 本部 中央執行委員
末永   太 連合 本部 雇用法制対策局部長
武田   潔 電機連合 松下電器労組PAS支部 支部執行委員長
小林  吉巳 連合神奈川   副事務局長
益田 原辰彦 電力総連 本部 社会・産業政策局部長
松田  陽作 日教組 本部 書記
宮下   篤 労金協会 本部 営業推進部次長
下田  祐二 自治労 福岡県本部 組織局局長
後藤   拓 生保労連 本部 書記
斉藤  直子 UIゼンセン同盟 埼玉県支部 常任
西野 ゆかり 基幹労連 本部 中央執行委員
若杉  高志 電力総連 東京電力労組 中央執行委員
加藤 久美子 連合 本部 労働条件局次長
小松  俊之 サービス・流通連合 本部 百貨店部会担当部長
櫻町  宏毅 自動車総連 ジヤトコ労組 執行委員長
和崎   諭 UIゼンセン同盟 香川県支部 常任
國廣  一勝 自治労 本部 政治政策局副部長
今野   衛 連合東京 西北地協 地域局副部長
櫻井  俊之 電機連合 三洋電機労組 中央執行委員
浪岡   努 情報労連 NTT労働組合・東日本本部 執行委員



| LEC通信バックナンバー |